「hao123」にみる昨今のパソコン事情
最近、パソコンを操作していて、予期せぬアプリケーションや見知らぬツールバーがいつの間にか鎮座しているのに気が付いたという、そんな経験はありませんか。
今回はその手の話題をひとつ紹介し、最近のパソコンの使いづらさについて触れたいと思います。
先般、WinZip試用版をソフトウェア紹介サイト「Softonic」からダウンロードした際のこと。
その時は「WinZip」をダウンロードし、インストールも問題なく終わり、当該の圧縮ファイルも解凍でき、無事ファイルを開くことができました。
ここまでは順調でした。
しかし、この段階では気付かなかったことですが、その後WEBブラウザ(IE)を開くと、起動ページがこれまで設定の「Nifty」ポータルサイトから、
何やら訳のわからぬ「hao123」というページに変更されているではありませんか。
多少焦りました。
これまでの経験から直前の作業が原因であることは察しがつきましたが、タイミング的にどこがマズかったのかハッキリしません。
そこでネット検索したところ、多くの人たちが既に私と同じ経験しているではありませんか。
そうと判ると幾分落ち着きました。
「赤信号みんなで渡れば・・・」の心境でしょうか。
その中で、参考になる記述を発見。
いま無料通話「LINE」が話題の「NAVER(ネイバー)」のサイト。
お蔭で無事対処できた次第です。
それによると、やはり「Softonic」からの「WinZip」ダウンロード、インストールの際に、セットで自動的にインストールされたようです。
この時、インストールの途中で「hao123」を同時インストールすることをほのめかすメッセージがあったらしいのですが、そのメッセージを見逃したらしいのです。
この点については当方にも非があったことは素直に認めるところですが、
よくあることとは言え、あまりの姑息な手段に呆れるばかりです。
実は、この「hao123」というナビサイト、日頃必要とするサイトがランチャー的にまとめられている。
いま流行りのWindows8初期画面のような画面構成。
言い換えれば、「お気に入り」をWEB画面いっぱいに画像化したようなものだけど、意外とコンパクトにまとめられていて、慣れたら結構便利かもと思わせる。
本当にいいものならこのような強引な手法を使わずに、正当な情宣活動を根気よく続けていれば、
いずれ評価されるのではと思うのに・・・
何れにしても、やり方が汚いと、その裏に何かあるのではと懐疑的になるのは当然のこと。
こうした読み手の意欲を損なうような長文ならべて、その中にさり気なく重要な部分を忍ばせるような手法、最近多いです。
「顧客が見逃せばこれ幸い」的なやり方は許せません。いい加減にしてほしいものです。
インターネットに限らず、昨今の契約条項や但し書きなどにこうした傾向が多々見受けられますが、それだけで責任回避できたと思われては、こちらとしては堪ったものではない。
話を「hao123」に戻すと、
前述の参考になったサイト「NAVER(ネイバー)」の記述では
問題の「hao123」は中国検索大手「Baidu(バイドゥ)」が展開しているナビゲーションサイトらしい。
そんな背景を知り「なるほど」と納得したが、一旦インストールされてしまった「hao123」を削除するのがまた厄介な作業でした。
アンインストールの方法は「NAVER(ネイバー)」に詳しく載っているのでそちらを参考に。
さて、このように最近はパソコンを操作しているといろいろなことに遭遇します。
まともにメッセージ文書を読み、それなりに対応しているだけで数分間の時間を費やしてしまうのも稀ではありません。
最近のパソコンは電源を入れてから起動までの時間は、以前に比べ大幅に短縮されました。
でも、それ以降の各種メッセージラッシュには頭を抱えるばかりで、それに費やす時間を考えると以前とあまり変わらないのかも知れません。
セキュリティチェック、ソフトのバージョンチェックをはじめ、終了時のOSの更新プログラムの更新作業などで、私たちのパソコンライフは無意味な時間を強いられています。
必要不可欠なことと分かっていても、そのために費やす無駄な待ち時間(?)はストレスの原因まちがいなしです。
長期にパソコンを使わず、久しぶりに電源を入れたときのあのメッセージラッシュは皆さんも経験あることと思いますが、何とも悲惨な状況です。
では、いまのパソコンは何故そうした煩わしいチェックが必要なのでしょうか。
答えは簡単です。世の中にコンピュータウイルス、マルウェア、ハッキングなどの悪意ある行為が存在するからです。
その昔、OSの遅さやインターネット回線の遅さなど、私たちを悩まし続けていた諸悪の根源はIT各社の努力と技術の進歩で一応の解決をみたように思います。
しかしながら、私たちがいま直面している問題、課題をクリアすることは、これまでほど容易ではないでしょう。
何故なら、こうした問題はハードやソフトを改良すれば済むようなそんな単純な問題ではないからです。
コンピュータウイルス、マルウェア、ハッキングなど、それを扱い操作する人間の問題だからです。
規則、マナー、ルール、道徳などを守り従うかどうかは、それぞれの人間の行動に係っています。
つまり、世の中の事件、事故を未然に防げないのと同じくらい難しい問題なのです。
パソコンライフをエンジョイするには、どうやら、コツコツと根気よく気長にパソコンと付き合う忍耐力と覚悟が必要なようです。
今回はその手の話題をひとつ紹介し、最近のパソコンの使いづらさについて触れたいと思います。
これが問題の「hao123」の初期画面 |
先般、WinZip試用版をソフトウェア紹介サイト「Softonic」からダウンロードした際のこと。
その時は「WinZip」をダウンロードし、インストールも問題なく終わり、当該の圧縮ファイルも解凍でき、無事ファイルを開くことができました。
ここまでは順調でした。
しかし、この段階では気付かなかったことですが、その後WEBブラウザ(IE)を開くと、起動ページがこれまで設定の「Nifty」ポータルサイトから、
何やら訳のわからぬ「hao123」というページに変更されているではありませんか。
多少焦りました。
これまでの経験から直前の作業が原因であることは察しがつきましたが、タイミング的にどこがマズかったのかハッキリしません。
そこでネット検索したところ、多くの人たちが既に私と同じ経験しているではありませんか。
そうと判ると幾分落ち着きました。
「赤信号みんなで渡れば・・・」の心境でしょうか。
その中で、参考になる記述を発見。
いま無料通話「LINE」が話題の「NAVER(ネイバー)」のサイト。
お蔭で無事対処できた次第です。
それによると、やはり「Softonic」からの「WinZip」ダウンロード、インストールの際に、セットで自動的にインストールされたようです。
この時、インストールの途中で「hao123」を同時インストールすることをほのめかすメッセージがあったらしいのですが、そのメッセージを見逃したらしいのです。
この点については当方にも非があったことは素直に認めるところですが、
よくあることとは言え、あまりの姑息な手段に呆れるばかりです。
実は、この「hao123」というナビサイト、日頃必要とするサイトがランチャー的にまとめられている。
いま流行りのWindows8初期画面のような画面構成。
言い換えれば、「お気に入り」をWEB画面いっぱいに画像化したようなものだけど、意外とコンパクトにまとめられていて、慣れたら結構便利かもと思わせる。
本当にいいものならこのような強引な手法を使わずに、正当な情宣活動を根気よく続けていれば、
いずれ評価されるのではと思うのに・・・
何れにしても、やり方が汚いと、その裏に何かあるのではと懐疑的になるのは当然のこと。
こうした読み手の意欲を損なうような長文ならべて、その中にさり気なく重要な部分を忍ばせるような手法、最近多いです。
「顧客が見逃せばこれ幸い」的なやり方は許せません。いい加減にしてほしいものです。
インターネットに限らず、昨今の契約条項や但し書きなどにこうした傾向が多々見受けられますが、それだけで責任回避できたと思われては、こちらとしては堪ったものではない。
話を「hao123」に戻すと、
前述の参考になったサイト「NAVER(ネイバー)」の記述では
問題の「hao123」は中国検索大手「Baidu(バイドゥ)」が展開しているナビゲーションサイトらしい。
そんな背景を知り「なるほど」と納得したが、一旦インストールされてしまった「hao123」を削除するのがまた厄介な作業でした。
アンインストールの方法は「NAVER(ネイバー)」に詳しく載っているのでそちらを参考に。
さて、このように最近はパソコンを操作しているといろいろなことに遭遇します。
まともにメッセージ文書を読み、それなりに対応しているだけで数分間の時間を費やしてしまうのも稀ではありません。
最近のパソコンは電源を入れてから起動までの時間は、以前に比べ大幅に短縮されました。
でも、それ以降の各種メッセージラッシュには頭を抱えるばかりで、それに費やす時間を考えると以前とあまり変わらないのかも知れません。
セキュリティチェック、ソフトのバージョンチェックをはじめ、終了時のOSの更新プログラムの更新作業などで、私たちのパソコンライフは無意味な時間を強いられています。
必要不可欠なことと分かっていても、そのために費やす無駄な待ち時間(?)はストレスの原因まちがいなしです。
長期にパソコンを使わず、久しぶりに電源を入れたときのあのメッセージラッシュは皆さんも経験あることと思いますが、何とも悲惨な状況です。
では、いまのパソコンは何故そうした煩わしいチェックが必要なのでしょうか。
答えは簡単です。世の中にコンピュータウイルス、マルウェア、ハッキングなどの悪意ある行為が存在するからです。
その昔、OSの遅さやインターネット回線の遅さなど、私たちを悩まし続けていた諸悪の根源はIT各社の努力と技術の進歩で一応の解決をみたように思います。
しかしながら、私たちがいま直面している問題、課題をクリアすることは、これまでほど容易ではないでしょう。
何故なら、こうした問題はハードやソフトを改良すれば済むようなそんな単純な問題ではないからです。
コンピュータウイルス、マルウェア、ハッキングなど、それを扱い操作する人間の問題だからです。
規則、マナー、ルール、道徳などを守り従うかどうかは、それぞれの人間の行動に係っています。
つまり、世の中の事件、事故を未然に防げないのと同じくらい難しい問題なのです。
パソコンライフをエンジョイするには、どうやら、コツコツと根気よく気長にパソコンと付き合う忍耐力と覚悟が必要なようです。
コメント
コメントを投稿