かつて「青春とはなんだ」という熱血ドラマがあった

2026年1月5日月曜日

ドラマ 青春

t f B! P L


 

近ごろ、マスコミでチョッと話題になっているのが、かつてのテレビドラマ「俺たちの旅」の50年後を描いたという映画「五十年目の俺たちの旅」だ。某週刊誌の表紙を飾っているのを書店で見かけたが、実際の評判はどうなのだろうか。映画化は今回が初めてだそうだが、個人的には意外な気がした。それと言うのも、こうしたテレビドラマの映画化は某警察系のドラマなどで何度も繰り返されてきた企画だから、「俺たちの旅」もその延長路線で既に1、2作は作られていたと勝手に想像していたからだ。いずれにしても、この種のシリーズ化はゼロから物語を作るよりは、制作側からすると作り易いだろうから、同じような企画が繰り返されるのは当然のことだろう。

ところで、ボクはこの種のシリーズは、申し訳ないが一つも見たことがない。どうしても苦手で観る気になれない。それは何故なのかと考えると、まず思いつくのがストーリーの先がある程度読めてしまうからだと思う。
もう一つは、若い頃を知る役者さんの年老いた姿を見たくないというのも大きな理由だ。
トーク番組などでその役者さんが、かつての思い出を懐かしく話している光景を見たりするのは大歓迎なのだが。

50年経ってもこの役者さんは元気に頑張っていると、敬意をこめた温かい眼差しで見ることが出来るファンの方は、ボクは偉いと思う。しかしながら、ボクはチョッとへそ曲がりなところがあって、かつての役者さんの演技をみて微笑ましく思う以上に、ボクは老骨に鞭打って頑張っている姿が、哀れで痛々しく思えてしまうのだ。これは役者さんに非があるのではなくて、あくまでもボクの主観だ。 
ミュージシャンの中にも数十年ぶりの全国ツアーとか銘打って、コンサートを開催するといったニュースをネット等で見かけると、「あなたもですか?」と思ってしまう。ため息は出ても、興味は決して沸いてこない。だから、冒頭で述べたような企画作品には賛同できないのだ。




「そんな固いこと言ってないで、娯楽作品なんだから肩の力を抜いて楽しめば・・・」とよくアドバイスされるが、根っからの性分なので、今のところは改善の兆しはないと、自分自身としては思っている。


それよりも、上記の映画「五十年目の俺たちの旅」の話題で思い出したのは、ドラマ「俺たちの旅」よりもずっと前に放映されていた「青春とはなんだ」という、やはり熱血教師を主人公にした青春学園ドラマの方だ。主人公の熱血英語教師をいまは亡き夏木陽介さんが演じていたが、この手の学園ドラマの走りだったこともあり、当時は夢中になって観ていた記憶がある。当時の夏木さんの演技は決して上手いとは言えなかったし、ストーリーも何も覚えていないのだが、それでもこのドラマが印象に残ったのはどうしてだろか。

思うに、夏木陽介さんのドラマ内の強烈なキャラクターが印象深かったのかも知れない。ネット等で調べてみると、役柄同様に本人のキャラクターもかなり独特で、一本気なところが多分にあったようだ。俳優さんの私生活など当時は知る由もなかったから、少年だったボクはドラマの中の夏木さんイコール私生活の夏木さんで、「こんな熱血先生がいたら」と只々憧れていたのかも知れない。




夏木さんは俳優業の傍らクルマにも関心があり、「ダカール・ラリー」という世界的な自動車レースに参戦したこともあった。そんな俳優一筋じゃないところも、ボクを惹きつけた要因だった。意外だったのは、そんな忙しい状況にありながら、生涯の出演作品の数の多さだ。友情出演的な作品も多かったようで、その辺りは夏木さんの人柄が伺えるところだと思う。

思うにボクは、俳優や歌手一筋の芸能人よりは、色々な顔(才能や趣味)をもった人の方に心惹かれる。例えば、外国だったらオードリー・ヘプバーンのように女優業を引退後は、ユニセフの人道支援活動に自らの人生の後半を捧げるような人間としての幅の広い人。これは彼女が慈善活動をしていたからということだけでなくて、女優業一筋でなかったという理由でだ。日本なら石坂浩二さんや真野響子さんのような、芸術の世界に造形のある方にも、ボクは人間として魅力を感じていた。

そんな意味で、夏木陽介さんもまたドラマや映画と並行してラリーにも熱心だったというから、若い頃のボクは憧れたのかも知れない。人一倍夏木さんの作品を観た訳でもないし、夏木さんについて詳しい訳でもないけれど、これまで述べてきたような理由で、夏木陽介さんという一人の人間と「青春とはなんだ」というドラマは、ボクの心の片隅にズッとあったような気がする。




余談だが、「青春とはなんだ」の「空に燃えてる でっかい・・・」ではじまる主題歌は、作詞が岩谷時子、作曲がいずみたく、歌が布施明の各氏が担当で、題名が「貴様と俺」だったそうだ。当時は自身も幼かったので感じなかったが、いま思うとこの主題歌は「軍歌」そのもので、昨今の世相、風潮を考えると、チョッと受け入れ難い内容だったのかも知れないが、当時は何の抵抗感もなく聞いていたものだ。
また、原作は石原慎太郎氏で弟の裕次郎氏をモデルに作られた作品(映画化もされている)だそうだが、そんなこともまったく当時は知らなかった。

最後までお読みいただきありがとうございました。

from JDA

このブログを検索

カテゴリー

このサイトにはプロモーションが含まれている場合があります。

マイ サイト LAULOA

HAWAII、HULA、HAWAII MUSICそしてハワイ の自然 芸術を愛する人のためのサイト
LAULOA
こちらのサイトもご覧ください。

このサイトが目指すのは・・・


コロナ禍の影響がまだまだ収まらない中、ロシアによるウクライナ侵攻やトルコ地震そして地球温暖化による気候変動など、わたしたちの周りは暗い話題ばかりです。
このサイトではできるだけ明るい話題、心温まる話題を採り上げるよう心がけます。
とは言うものの、ちょっぴり手厳しい指摘も混ぜながら

< これまでによく読まれている記事 >

フォロワー

QooQ