エイプリルフールって何?
昨今は、死語と化したかと思えるほどに聞かなくなってしまった「エイプリルフール」という風習。いまの小学生は「エイプリルフール」を知っているのかと、4月1日の朝、何気に疑問に思いエイプリルフールについて書こうと思い立ったのだが、諸々の事情から出し損ねてほとんど忘れかけていた。 そんなやさき、某お弁当チェーンのエイプリルフール絡みの新聞記事を読み、遅ればせの投稿にいたった次第である。 その記事によれば、昨今のお米の品薄と価格高騰の煽りで 「本日よりライスを販売停止します。」 という内容の投稿が当該チェーン店の公式アカウントでSNS上に載ったという内容だった。ここまでなら特段のニュースにはならなかったのだろうが、その後の店のコメント、対応が問題になったのだ。 それは「本日よりライスを販売停止します。」の投稿自体がエイプリルフールの嘘だったというのである。投稿にはハッシュタグ「#エイプリルフール」が記載されていたとはいえ、世の中が「お米」に対して殊のほか神経質になっている最中である。あまりにタイミングが悪いというか、当該チェーン店にしてみれば、4月1日が絶好のタイミングと判断したのだろうが、エイプリルフールネタとしては最悪だったようだ。 この記事を読み始めたときは、よくあるフェイクかと早合点したのだが、全体を読んでみて何とも軽率な対応に呆れた。安易な状況判断が、多くの人たちの神経を逆撫でする結果となり、企業イメージも著しくマイナスになったはずだ。 当該の新聞記事を読み終えた後、自らのこととして受け止め、襟を正す思いがした。 🔷 さて、本来のエイプリルフールに話を戻そう。 冒頭でも触れたように、エイプリルフールという用語自体、わたしたちの意識から完全に忘れ去られたように、わたし個人は考えているが、果たして世間一般としてはどうなのだろうか。 marian anbu juwan による Pixabay からの画像 エイプリルフールという響き自体が、今年話題の「昭和」の香りがプンプンしているように思う。昭和30年代、日本は一般庶民の生活はまだまだ貧しくて、大人の娯楽も子供の遊びもそれほどたくさんあった訳ではないから、目新しいことがあるとボクらはすぐに飛びついた時代である。エイプリルフールもその一つだった。 古くは「ダッコちゃん人形」「フラフープ」「ホッピング」などの遊具や「ナポリタ...