Malachi Witt による Pixabay からの画像 はじめに かつて、企業内では今でいうアラフォー世代は年寄り扱いされる時代がありました。 1980年代初頭の日本は、かつての高度経済成長の勢いは完全に衰えていましたが、極端なドル高のおかげで対米輸出は絶好調でした。しかしご存知の「プラザ合意」以降状況は一転し、円高不況の波が社会全体に広がり始めて、輸出関連の企業は打撃を受け、中小の企業では倒産が相次いだのでした。そのため製造を主とする企業では、人件費の安い海外へ生産拠点を移す動きが本格化したのもこの頃でした。それに連動してか、国内では「リストラ」や「肩たたき」の動きがで始めたのです。 時代で言うと1980年代後半ごろからだったと思います。 これは奇しくもバブル景気の時期と重なるところがある訳ですが、好景気の陰で企業内では「リストラ」や「肩たたき」そして「希望退職」の動きが具体化され始めていたのです。 今回取り上げる「40代はもう若くはない?」という企業の若返り対策は「リストラ」、「肩たたき」、「希望退職」の動きとは内容的に完全に一致するものではありませんが、人員削減のプロローグと考えることができます。決定的な違いは社内告知されるかどうかです。「リストラ」などが社内全体に告知されるのに対し、わたしが問題にしている今回の「40代はもう若くはない」という企業の方針(考え方)は社内告知はされませんから、ある意味リストラ等より陰湿な手段と言えます。 「果たして今の時代も企業の考え方は変わっていないのか?」そして「40代前後は企業の中心として活躍するには無理があるのか?」など、いまの自分には直接関係ない事柄なのですが、考えてしまうことがしばしばあります。それは自分自身が、かつてそんな不遇の時代にアラフォーだったからだと思います。 個人的には、40代前後は羨ましいほどに若いと思っています。 しかし、果たして現代社会(会社の多く)はどう判断しているのでしょうか? 🔷 今の時代、企業はアラフォー世代をどうみているのか? さて、新聞やテレビでこの種の状況を知ろうとしても、マスコミはこうした問題を取り上げることには消極的です。恐らく何か労基法などに絡む大事件でも起こらない限り、取り上げることはないでしょう。 仮に社会全体の傾向は読めたとしても、自分の会社の状況はやはり...