課題曲 #002 「 Antonio's Song アントニオの歌(邦題) 」 作曲:Michael Franks 作詞:Michael Franks (演奏) ピアノ:Joe Sample ベース:Wilton Felder ドラムス:John Guerin ギター:Larry Carlton サックス:David Sanborn パーカッション:Ray Armando マイケル・フランクスが1975年に発表したアルバム「スリーピング・ジプシー」 今回採り上げる「アントニオの歌」はこの中の一曲。 レコード時代に購入しているが、CDでは持っていない。 代わりにベスト盤を持っている。 1975年発表のアルバム 「スリーピング・ジプシー」 iTunes Storeで試聴できます 当時、AORの先駆者的存在だった彼は、この一曲でその地位を不動のものにしたと云っても、過言ではないだろう。 ボサノバとジャズの香り漂う、洗練された都会的サウンドは、 聴く者をゴージャスな気分にさせてくれる。 彼自身、ボサノバとの出会いがその後の彼の音楽的方向性を大きく変えたと述べているように、 この「アントニオの歌」はボサノバの影響そのものである。 事実、タイトルにあるアントニオはボサノバの巨匠「アントニオ・カルロス・ジョビン」のことであり、 この曲は彼に捧げられている。 この曲を初めて知ったのは、恐らくどこかの喫茶店の有線放送で流れていたのを聞いた時だと思う。その時は気にならなかったが、今思えば超豪華ミュージシャンの競演盤だ。 こちらはベスト盤CD 当然、収録されている。 その状況はおぼろ気な記憶だが、その時の印象は実に強烈だった。それは、これまで聴いてきた音楽とはまったく異質で、ワクワクするほど新鮮だったから。AORというジャンルにいながら、それでいて同系のアーチストとは一線を画する存在。 その意味では、ギルバート・オサリバンと共通したところがあると私は勝手に思っている。 (ギルバート・オサリバンもロックのジャンルに分類されながら、その存在は特異である。) そんな個性派で都会派のマイケル・フランクスの曲にあって、この「アントニオの歌」は更に異質な存在に思える。 それは...