How's everything? COFFEE BREAK:Beverley Craven アルバム「プロミス・ミー ~想い焦がれて~」 missing you (邦題:あなたのいない部屋)
世の中なかなか自分の思い通りにはいかないもので、とことん巡り合わせが悪いと嘆くことは多々ある。 例えば、乗ろうと思ったエレベーターが行ったばかりでどれも上層階にあったりとか、渡ろうとした信号が赤でいつも待たされるといった具合である。 だが、そんな何気ない日常生活の一幕ならともかく、人生最大の節目(私にとっては)で、こうした巡り合わせの悪さに遭遇した場合は最悪である。 振り返ると、わたしの人生もそうした類の苦い経験の宝庫だった気がする。一例を挙げれば、遥か昔の大学受験の時期まで遡るのだが・・・ 例によって(?)受験に失敗した私は一年浪人し、都内の某私立大学(第一希望ではない)に何とか合格することができた。 ある意味ラッキーだったのはそこまでで、その一年浪人したことが後々に大きく響くこととなる。 当然のこととして就職活動は一年ズレ、それにより悪名高いオイルショックの煽りをまともに受けることとなり希望の仕事にも就けなかったという結末である。 一年年上の大学の先輩などはこの悪夢を経験することなく、難なく某一流企業に就職することとなった。 そのことについて奥さんに愚痴をこぼせば「あなたはマイナス思考だから」の一言で片づけられてしまう情けない現実。 それ以降、「一流大学、一流企業を出たからといって必ずしも幸福とは限らない」というへそ曲がり人生哲学に目覚めるのであるが。そんな巡り合わせの悪い世代なのだ、わたくしの世代は。 因みに、そんな時いつも思い出すことわざがある。 それは「人間万事塞翁が馬」と云うことわざで、中国の古い話によるものらしいが、要するに「人生では何が幸せになるか、不幸になるかはわからない。だから、幸不幸の度に喜んだり悲しんだりすることはない。」と云う人生訓である。 このことわざを思うと、多少気持ちは楽になるのは事実である。 そんな個人的な経験話はさておき、今回紹介予定のビヴァリー・クレイヴェンというイギリスのシンガーソングライターについて話を始めることにしよう。 彼女もまた、そんな巡り合わせの悪い悲劇のアーチストのひとりかも知れない。 ビヴァリー・クレイヴェンはスリランカ出身という珍しいイギリスの女性シンガーソングライター。 ただ、正直なところ彼女についてはその程度のことしか分からない。 ...